2016第6回ノーチラス会講演会
今年は、双極性障がいの治療、研究などに関して日本の第一人者である神庭重信先生をお迎えして基調講演「双極性障がいの再発をどう予防するか」をしていただけることとなりました。
神庭先生は九州大学大学院教授(精神科主任教授)で日本精神神経学会の副理事長をされているほか、世界双極性障がい学会他の学会でも要職に就かれている文字通りの第一人者です。気分障がいに関して多くの医学論文や著書を書かれていますので、確かな情報を得るチャンスです。
当日は、会場の皆さんからの質問にもお答えいただきますので、質問もご用意ください。

講演会では、神庭先生の講演のほかに福井つながろう会の齊藤穂積さんから[話すこと・聞くこと・笑いヨガ]についてのお話し、双極性障がい当事者の方の体験談などもあります。
講演会の後は分科会で楽しく話し合いをしましょう。分科会ではお茶とお弁当も用意しております。

【講演会】
日 時:平成28年1月10日(日)11:30受付開始
場 所:横浜ラポール ラポールシアター(新横浜)
テーマ:双極性障がいとともに歩く
入場料:ノーチラス会員無料。非会員1000円。事前申込不要

プログラム:
12:00 開会挨拶・ノーチラス会の紹介 鈴木映二(理事長)
12:10 全国の支部紹介 辻 松雄(副理事長)
12:20 コーラス(リカバリーパレードコーラス隊)
12:40 基調講演:神庭重信先生「双極性障がいの再発をどう予防するか」
13:40 休憩(質問紙回収)
14:00 双極性障がいと共に生きる(ノーチラス会員さん)
14:30 話すこと・聞くこと・笑いヨガ(福井つながろう会:齊藤穂積さん)
15:00 休憩
15:10 ~質問用紙をもとにした神庭重信さんへの質疑応答~ 進行:鈴木映二
15:30 閉会挨拶 千葉 守(副理事長)
15:40 閉会

【 分科会】 グループ討論会(お茶・お弁当付き)
日 時:講演会後 16:30~18:30(受付開始16:00)
場 所:マルハチコットンスクエア(講演会会場より徒歩10分)
入場料:1000円(お弁当つき、講演会会場受付にて入場券をご購入ください)

内 容:グループごとに話し合うテーマが決められています。ご希望のグループにご参加ください。席は先着順となりますのでご注意ください。
・再発予防(佐藤拓)
・薬物療法(鈴木映二)
・家族の関わり方(辻松雄)
・ヨガ/呼吸法の実践(福井つながろう会:齊藤穂積さん)

主な講演者の紹介

神庭重信九州大学医学研究院 精神病態医学分野 教授

神庭重信先生慶應義塾大学医学部卒業(慶應義塾大学医学部 精神神経科入局)、アメリカの医師国家試験も取得し神経科の研究と臨床で世界有数のメイヨクリニックのリサーチフェロー、後に助教授、1993年、慶應義塾大学講師、1996年、山梨大学精神神経医学講座教授、2003年より現職。主な著書は「気分障害の心療学」(中山書店)「精神科診察診断学」(医学書院)「精神医学文献辞典」(弘文堂)「TEXT精神医学」(南山堂)「Advanced Psychiatry」(金芳堂)「精神医学対話」(弘文堂)「気分障害」(医学書院)「こころと体の対話-精神免疫学の世界-」(文芸春秋社)「女性とうつ病」(医薬ジャーナル社)、その他多数。ノーチラス会を題材とした「ノーチラスな人びと」の分担著者にもなっていただいた。日本精神神経学会副理事長、日本うつ病学会前理事長、世界双極性障がい学会理事、その他多数の学会、医学雑誌の要職に就かれている。数多くの治療ガイドラインの作成、国際診断基準の作成にも参加されてきた文字通りの第一人者である。
当会理事長の鈴木映二は大学院時代に神庭先生の指導の下に抗うつ薬や気分安定薬の作用機序に関する医学論文を作成した。

齊藤穂積福井つながろう会代表

産業カウンセラー、社会福祉主事、介護福祉士、笑いヨガティーチャーなど
福井県ゲートキーパー要請講座61回登壇、 厚労省主催、高校生就労支援講座10回登壇 笑いヨガ 県立病院、公民館、社会福祉協議会など複数で実施

お断り)講演会の予定は変更になる場合があります。席は240以上ありますが、先着順となりますので万が一満席の場合は立ち見となる場合もあります。ご了承ください。